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The Hill of Oshitoishi

押戸石の丘巨石群に不思議な線刻文様があることを見つけた南小国町教育委員会は

その調査を日本ペトログラフ協会の吉田信啓会長に依頼

シュメール文字(ペトログラフ)であることが確認されました

その後、この巨群石は人工的に配置された9組の列石遺構であり

先史時代の巨石文化遺跡であることが、ユネスコ岩石芸術学会をはじめ

アメリカやカナダの岩石芸術学会等の国際学会で認証されました

古代のパワーを感じる

神秘なる巨石群。

押戸石の丘 石群
(町指定名勝)

この丘陵上標高八四五米の地に「押戸石の丘」(おしといしのおか)といわれる大小の石群があります。

最大のものは高さ5.5メートル、周囲15.3メートルの巨岩でピラミッド型をしています。

伝説では鬼達が夜な夜なこの山でいしなご(お手玉)をして遊んだ石とも言われています。

人為とも思われる石の配置から太古の遺跡ではないかと推定されています。

大岩には約4,000年前のシュメール文字がペトログラフ(岩刻文字)として刻まれていて他の石群とともに興味深い謎を秘めています。

不思議な磁気を発する、押戸石。

巨石群の中心をなす高さ5.5m、周囲15.3mの石。頂点の真北には北極星があります。不思議なことに、この石の周囲では磁気の働きが正常ではなく、方位磁針を近づけるとぐるっと回ります。また「石に登ると雨が降る」という言い伝えや「鬼のお手玉」という異称も残っており、古くから人々の信仰を集めてきました。

太古から時を刻んできた、はさみ石。

石の狭間が夏至に太陽が昇り、冬至に太陽が沈む地点になっていることから、この石は古代における日時計であったと言われています。また「嘘つきがこの間を通ると挟まれる」という言い伝えも残っています。

シュメール文字が刻まれた、鏡石。

鏡石に刻まれているのは、蛇神と神聖なる雄牛を表すシュメール文字です。
ここの地名は南小国中原(なかばる)。石に刻まれた蛇神は「ナーガ」、聖牛は「バール」と読むことから、中原という地名はシュメール文字の名残だと考えられています。

神々に通じる、祭壇石。

夏至と冬至の太陽が昇る線上(太陽の道)にある祭壇石。神事における供え物置場(祭壇)として使用されていたと考えられています。また、太陽の道と90°に交わる北側の線を水の道、南側の線を火の道と言います。

カルデラの後ろに広がる「火砕流台地」

阿蘇カルデラを作り上げた巨大噴火は、高さ数十キロまで火山灰や軽石を火山ガスとともに吹き上げました。その後、地上に落ち「火砕流」となり、山肌を猛スピードで流れ下り、北部九州一帯に広がりました。さらに海をホバークラフトのように滑り、遠く本州・山口県や四国・愛媛県でもその痕跡が見られます。厚く堆積した火砕流は、長い年月を経て侵食が進み、現在のなだらかな波打つ台地をつくり上げました。火砕流の下部は圧力と温度でくっつき「凝灰石」となったため、阿蘇カルデラの外側にはこの「溶結凝灰石」がつくった滝や渓谷がたくさんあります。

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押戸石の唄

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設備・料金について

入場料:大人200円 子供100円
キャンプ利用:1人500円
トイレあります

\ お問い合わせ /

0967-42-1444
南小国町観光協会
〒869-2403
熊本県阿蘇郡南小国町中原511

写真提供
©kentarou yoshimoto

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